アメリカでの食事

ホテルフロントの方オススメのステーキ屋さんに行ってきました。土曜夜ということもあって、店内は信じられないくらいの混雑ぶり。外に行列を作る日本とは違って、中のウェイティングバーと廊下に50人以上がひしめき合って身動きも取れない状態に。それでも座席数が多かったためか、1時間待ち程度で中に入ることが出来ました。


注文前にウェイターさんが、いろいろな種類の生肉を目の前に持ってきてくれて説明をしてくれました。ウェイターさん、説明をしながら鉛筆の頭で肉をつついています。あちらこちらで説明が同時進行していたので見本用に捨てる肉ではなく、料理に使う予定の肉だったのではないかと思われます…。


私が頼んだのはFillet 肉のハーフサイズ。ハーフで280グラム、32ドルでした。倍の560グラムが普通のサイズで40ドル。普通サイズを頼んだほうがお得なのですが、絶対食べきれそうにありません。


こちらが骨付きステーキの560gサイズ。日本人男性は食べきれませんでしたが、地元の女性たちはふつうサイズのステーキにサイドディッシュのポテトなどを頼んでシェアしていました。


こちらは二日目の夜に行ったメキシコ料理。タコスを頼んだらすごいことに…。美味しかったんだけど、半分くらいしか食べられませんでした。


学会の昼食会場では、生地がフカフカのパンみたいなピザ、ホットドック、ハンバーガー、パンのようなプレッツェルが選べました。

健康的な食べ物の選択肢はナシです!


全て外食なので、これだけでアメリカ人の食生活を語ることは出来ませんが、こんなものを食べていたら太るはずだ!と思いました。アメリカ人のための食生活ガイドラインから、平均的なアメリカ人の食事内容グラフを見つけました。

上半分が、必要とされる栄養分で足りない分。下が摂り過ぎている栄養素です。体に悪い飽和脂肪酸からのカロリー摂取が多い!

アメリカ人で肥満ではない人(BMI30以内)の人の割合は30%程。日本人の肥満基準は25からなので、日本より基準自体が甘い上に、肥満者の割合がかなり高いです。

アメリカ人で、理想の食事バランスを保てている人は0.6%と聞いたことがあります。(引用元を調べようとしたけど見つかりませんでした)。これだけお手軽に食べられるファストフードがたくさんあって、飲み物も甘いものばかり。スーパーではチョコレートが束になって大安売り。健康的な食べ物の選択肢が少ないと感じました。

Currently, the average American gains about a pound a year between the ages of 20 to 60 years.

とありました。一年で453gずつなら大したことないようですが、40年で16kgはけっこうな数字です。このままいくと、10日で3kgは増えそうな勢いなので気をつけねばなりません。

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