専門用語の発音

専門用語の発音を学ぶために使っているサイト。khanacademyBiology course.  電子黒板みたいなのがスゴイ。先生の板書風なんだけど、手が画面に映ることもなく、字が浮かび上がってくるのです。

 
 普段の英会話の時は細かい発音の違いはあまり気にならないけど、外来語をカタカナで発音する弊害はかなり大きく、専門用語は正しく発音しないとわかってもらえないことが多いのです。たとえば、コラーゲンはコラジェン、大動脈は日本語読みのアオルタではなくエーオルタとか。”あんまり違わないじゃん、わかってくれよ!”と思うのですが、日本人が思うほど小さな違いではないのかも。

 学部生の時、中国人の院生に実験のお世話になったことがありました。4ヶ月程、週3回配属された研究室に行って研究を見学するのですが、教員にとって学生の相手は面倒くさいらしく、外国人留学生にあてがわれることが多かったです。中国人の女性は穏やかで日常会話程度の日本語は流暢にできる人だったのですが、実験内容のことはほとんど聞き取れませんでした。”餃子の具は何をいれるんですか?”とか、そういう他愛のない日常会話は通じるのですが、実験のこととなると何を言っているのかさっぱりわからない。とりあえず見よう見まねでこっちの試薬を吸い上げてあちらのガラス管に入れ・・といった感じでした。顕微鏡で光る細胞を見せられて、彼女がか細い声でいつも言っていた”キーコゥソメェ”が蛍光染色であるということに気づいたのは3ヶ月ほどたってからのことでした。もしかしたら私のAorta→アオルタも同じようなレベルなのかもしれない・・・。

 khan academyには生物以外にも、数学や化学、経済などたくさんの授業があります。以前見つけた時は、経済から見始めて挫折してしまったので、今度は自分に必要な分野から見ていこうと思います。学校を卒業した後で、こんなにわかりやすい授業に出会うとは思いませんでした。しかも英語での授業なので、わざわざ”この英単語はなんて発音するんだっけ?”と後で調べる必要もありません。ありがたいことです。
 

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専門用語の発音 への4件のフィードバック

  1. ピンバック: kumiko

  2. Emikovski のコメント:

    おもしろい!
    カタカナで慣れてしまってるものがたくさんあって専門用語って「あれ?」って思うものが多いよね。
    やっぱり視覚が加わると分かりやすいし、単語と発音がすぐに結びついて効率的!
    色々な分野があるみたいだから私も見てみます。

  3. Emikovski のコメント:

    おもしろい!
    カタカナで慣れてしまってるものがたくさんあって専門用語って「あれ?」って思うものが多いよね。
    やっぱり視覚が加わると分かりやすいし、単語と発音がすぐに結びついて効率的!
    色々な分野があるみたいだから私も見てみます。

  4. yuko のコメント:

    いきなりProteinの発音から違うしね。ビミョーな違いもたくさんあれば違和感ありまくりのスピーチになるのかも。
    学生時代の教科書なんて二度とはみたいと思わないけど、こういうのだったら勉強し直そうかなという気になるよね。

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