大晦日の紅白歌合戦も、大掃除も初詣もなく、全く正月らしさのないアメリカの年末年始を過ごしています。日本の年末があれだけせわしないのは、1年の終わりに思い残すことのないよう全力で用事を片付けて掃除をし、新年の準備を完璧にする潔癖な日本人ならではだと思います。
アメリカでは年末大掃除の習慣もないので非常にラクです。アメリカ人にとっての一大イベントは感謝祭とクリスマス。1月1日は”その他大勢の休日の一つ”といった感じで、私が住んでいる田舎の住宅街では、1月1日0時に”ポフッ”と花火が1発上がる音が聞こえただけでした。NYやサンフランシスコの広場に行けばカウントダウンイベントがありますが、恐ろしいほどの人混みなので、わざわざ行くには相当の気合が要りそうです。
おせち料理のようにお正月のための特別な料理のないアメリカで、人々がどのようなものを食べているのか気になっていたので、英語の先生に年末年始はどのような特別なものを食べたのか聞いてみました。
答えは「手作りのピザ」
”手作り”というのがポイントのようですが、ピザならいつも食べてるじゃない・・という”ソレじゃない”感が否めません…。
私が質問した英語の先生が特別なのか。ピザに関する面白い事実を集めているサイトで調べてみました。
それによると、アメリカで1年のうちに最もピザが売れる5日間は、
スーパー・ボウルサンデー
大晦日
ハロウィーン
サンクスギビングデー前夜
1月1日
なんだそうです。