【ドキュメンタリー】Free the Nipple

アメリカの35の州において、女性が公共の場で上半身裸になることは禁じられており、違反した場合には最大3年間の禁錮刑と2500ドルの罰金が課せられるそうです。1992年に女性が公共の場でトップレスになる権利が認められたNYでも、実際には上半身裸になった女性が今でも逮捕されているとか。

 

男性には公共の場でトップレスになる自由が認められているのに、女性にはその権利が認められていないのはおかしい、と乳首の平等を求めて活動している女性たちがいます。Free the Nippleは、彼女たちの活動を記録したドキュメンタリードラマ。

 

Fight for nipple equality! というスローガンを初めて聞いた時は、何かの冗談かと思っていました。私自身、公共の場で上半身裸になれない事に対する不満などなかったので、一体なんのために戦っているんだろうと・・・。

 

ドキュメンタリーを見てみると、ただ単に女性も外で裸になりたい!というだけでなく、アメリカの行き過ぎたセンサーシップに疑問の声をあげているようです。

 

見始めた時は、「何もそんな事のために戦わなくても・・」と思っていたのですが、若い女性たちが信念のために声を上げ、どんどん活動の場を広げていく様子は興味深かったです。アメリカの女の子たちらしい友情物語もあり、ドラマとしても楽しめました。

 

出演しているのは女優さんたちらしいのですが、皆さんの脱ぎっぷりも素晴らしい。私は常々、アメリカの若い女性って裸になることに対して抵抗がないのかな?という疑問を抱いているのですが、実際のところはどうなんでしょうね。夏になると、脇の開きすぎたタンクトップから横チチが見えてる女性がいるんですよね…。

 

主義主張があるって素晴らしいなと思えた作品でした。

 

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