アメリカの文房具会社Staplesが提供しているリーディングスピードチェックサイトを試してみました。英文を読んだ後に3つの質問があるので、スキミングをせずに読む必要があります。
Source: Staples eReader Department
結果は、307語/分、質問は3問とも正解でした。リーディングスピードは平均的な大人とほぼ同じのようです。
こちらのサイトに各学年のリーディングスピードが掲載されていました。
3rd Grade students | 150 |
4th Grade Students | 170 |
8th Grade Students | 250 |
11th Grade Students | 350 |
Average Adults | 300 |
Low Scoring College Students | 340 |
Average College Students | 450 |
High Scoring College Students | 800 |
Mid Level Executives | 340 |
High Level Executives | 575 |
College Professors | 680 |
High School Dropouts | 240 |
こちらのサイトによると、
小学校3年生で150語/分
中学2年生で250語/分
高校二年生で350語/分
普通の大人300語/分
成績の低い大学生340語/分
平均的な大学生450語/分
普通レベルのエクゼクティブ340語/分
ハイレベルのエクゼクティブ575語/分
大学教授680語/分
とのことです。
平均的な大学生450語/分、ハイレベルのエクゼクティブ575語/分ということは、仕事が出来る人ほど処理能力が高いということでしょうか。
以前読んだ松本道弘先生の速読の英語という本に、
日本の大学新入生は100wpmで理解度も60%以下。150−200wpmという音読の速さを越えられないため、日本人学習者が非常に厚い壁にぶつかる
とありました。100語/分以下は、アメリカの小学校3年生以下ということになります。オーディオブックの読み上げスピードは150語/分前後のものが多いので、リーディングスピードとして少なくとも小学校3年生レベルには達していたいものです。
多読初期の頃は100語/分前後だったので、毎日読むことで徐々にリーディングスピードは上がってきたものの、300語/分は越えられる気がしません。1日1冊本を読むという方の体験談を読んだところ、”速読はしないけど、段落ごとの一塊で目に入ってくる”と書かれていました。確かに私も日本語の小説なら1視野で数行読んでいる気がします。英語でも同じ事が出来たらいいのだけど…。