【オーディオブック】The Godfather

The Godfather (1969) /ゴッドファーザー〈上〉

時間:18時間8分

発音:アメリカ英語

速度:150語/分前後

評価:4 out of 5

The Godfather

 

 

【あらすじ】
全米で最も強大なマフィアの組織を築き上げた伝説の男、ヴィトー・コルレオーネ。絶大な力を持つこのマフィアのドンを、人々は畏敬の念をこめてゴッドファーザーと呼ぶ。そんな彼の三男マイケルは、家業に背を向け家を出ていた。が、麻薬密売をめぐる抗争でドンが瀕死の重傷を負った時、彼は、父、家族、そして組織のために銃を手に起ち上がった…
(Amazonより)

 

【感想】ネタバレあり
名作と名高い映画「ゴッドファーザー」を鑑賞したことがなかったので、まずは原作から読んでみることにしました。

 

シチリア系マフィアのドン、ヴィトー・コルレオーネは情に厚く、義理人情を大切にする男。序盤は「友達を大切に」という本か!?と思うくらいゴッドファーザーがいかに人を大事にするかというエピソードが語られます。ゴッドファーザーは、論理を展開して自分のやりたい方向に人を説得するのですが、相手がそれに従わないとなると殺ってしまうのが堅気と違うところ・・・。頼りになる懐の大きい男だけれども、あまりにも義理と人情に篤すぎてあの世界で生きていくのは大変そうです。

 

まだ映画のほうは見ていないのですが、原作と映画ではドンの死に方が違うようです。原作ではドンは引退後に庭いじりをしているところで心臓発作に襲われ、子供や信頼する部下に見守られながら「Life is beautiful」と言いのこして亡くなるのですが、映画版では誰も居ないところで孤独に死んでしまうらしいです。映画と原作でどのようにしてこの違いが生まれたのかが気になりました。

 

3部作ですが、続きは3男マイケルやコルレオーネ家のその後に続くわけではないようです。ドンがいつか言ったように、マフィア一家の子孫がいずれは政治家になることもあるかもしれない・・という3代にわたる物語を読んでみたかったかな。1作目は面白いけれど、夢中になるほどではない作品でした。

 

YL: 7.5 (概算)

語数:167,000(概算)

 

ゴッドファーザー〈上〉

The Godfather

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