【オーディオブック】Starsight (2019)

Starsight (2019)

時間:14時間30分

発音:アメリカ英語

評価:星4

 

ブランドン・サンダースンSkywardシリーズ2作目。

 

ここからは1−2巻目のネタバレを含みます。

 

惑星デトライタスに住む人類がアグレッシブすぎて宇宙にとって脅威であるため、エイリアンKrell星人により人類全体がデトライタスに閉じ込められていた。つまり惑星デトライタス自体が人類にとっての監獄であった・・と判明したのが前作。

 

今作は、デトライタス付近に不時着した紫色の肌の美しいエイリアンに成りすまし、Krellの本拠地に潜入するというお話。このミッションの目的は、Krellの情報収集と、進んだテクノロジーを持つ戦闘機を盗み出すこと。

 

全宇宙から集められたパイロット達とともに訓練するうちに、主人公スペンサは敵エイリアンも一枚岩ではなく、圧政に不満を持つ種族や、軍が指揮を強めようとしている事に反感を抱く政府高官がいることに気づきます。

 

そしてKrell軍のクーデターに乗じて戦闘機を盗み出す際に、Doomslugが惑星間ワープの原動力であることが判明。スペンサの相棒、AIのM-bot はスペンサの危機を救うため禁止されていた、自らのコードを書き換え、セルフデータのコピーを行ってしまいます。

 

主人公が圧倒的に成長する1巻目のようなカタルシスはなかったものの、今回の潜入ミッションで他のエイリアンとの同盟や、宇宙の仕組み、過去に人類が起こした宇宙戦争の謎が見えてきました。スペンサは人類を解放できるのか・・・。

 

YL:7くらい

語数:137,839 (推定)

 

 

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