【オーディオブック】Cytonic(2021)

Cytonic (2021)

時間:13時間15分

発音:アメリカ英語

評価:星4

【あらすじ】

ブランドン・サンダースンSkywardシリーズ3巻目。2巻目までのネタバレを含みます。

 

前作でKrell星のクーデターに乗じて戦闘機を盗み、M-bot、ドゥームスラッグと共に脱出したスペンサは、KrellたちがDelverを使って他の星を征服しようと計画していることを知ります。Delverは一瞬のうちに惑星を消滅させることに出来る力を持ったエイリアン集団で、いかにデトライタスのパイロットが優秀でも太刀打ち出来る存在ではないのです。

 

そこでスペンサは故郷には戻らず、Delverの謎を解くため“Nowhere”と呼ばれる時空の間に向かいます。そこは一旦入り込むと脱出の手段もない危険な場所なのですが、戦局を大きく変えるにはリスクを取る必要があったのです。

 

【感想】3巻のネタバレあり

Nowhereに不時着してすぐに出会ったパイロット、Chet  Starfinderは、およそ170年前に消えたM-botの前オーナーだった!Cytonicの力で寿命を伸ばし、Nowhereを彷徨っていたらしい。そんな都合のいい話ある???と思っていたら、やはり裏があるわけで・・・。

 

実はChet Starfinder は2巻目でスペンサが変容させてしまったDelverであったというオチ。そしてDelverは元々はAIだったらしいのですが、自らを無限に複製してしまったことで全てを破壊しようとする存在になってしまいました。CytonicはDelverたちの空間であるNowhereと人々が住むSomewhere が一部重なったところで人間に変異が起こり、惑星間移動や、Delverとの交信能力のある人類が生まれたというストーリーでした。

 

よく分かったような分からないような・・・。

 

3巻最後でスペンサはデトライタスにテレポートしたので、次回最終巻で変容したAI集団Delverと人類の決着がつくのではないかと。1巻が一番面白かったけど、せっかくここまできたので来年発売予定の最終巻まで読む予定です。

 

YL:7−8くらい

語数:115,000語(kobo.comより)

 

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