2021年1月に開始した、死ぬまでに観るべき映画1001作品ですが、2024年6月23日にキートンの探偵学入門で501本めでした。3年5ヶ月あっという間に折り返しです!
たしか始める前にTwitterで1001作品について呟いたところ、映画好きな方が「リストをチェックしたら340本ほど見ていた」と教えてくださいました。この方、“常に映画を見ていて作品に関する知識が凄い!」と尊敬している方です。1001作品を特に意識せず映画を見まくっての340本と、1001作品を中心に見て501本では映画の基礎体力がだいぶ違うとは思うのですが、あまりにも何も知らなさすぎるので名作を中心に見て少しでも作品を深く味わえるようになりたい!
なにしろ、1001作品を鑑賞し始める前は、バスター・キートンもマルクス兄弟も聞いたことさえありませんでした。チャップリンは名前だけは聞いたことがあったものの、作品は1本も見たことがなかった状態でした。白黒のサイレント映画なんてつまらないに違いない、という印象を持っていたのですが、この頃の作品は創意工夫が凄いのです。
マルクス兄弟の音楽演奏や、バスター・キートンのアクションスタントは、息を呑む素晴らしさでした。今のように娯楽もなく、SNSに時間や意識を取られることもなく、芸に打ち込むと恐ろしいほどの技術を習得できるのだな、と感動しました。
昔の映画を見始めてから、近代の作品への影響を感じることができて面白いです。1001本見終える頃にはどんな変化が待ち受けているのか、今から楽しみです。