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リスニング4000時間雑感:映画を字幕なしで

リスニング4000時間経過の感想、その2。(その1はコチラ)。英語学習の目標の1つ、映画や海外ドラマを字幕なしで観ること。達成した、というと恐れ多いものの、字幕なしで観ることのできる映画がかなり増えてきた印象。

 

昨年渡米してから、映画館で観た字幕なし映画44本の中で、聞き取れない部分が多くて字幕があったほうがよかったなと思ったのは、12 Years A Slave と、ダラスバイヤーズクラブ。どちらも南部訛りのキャラクターが出てくる映画で、特に南部奴隷の話す英語は非常に聞き取りづらかった。残り42本は、特に字幕なしでも不満を感じなかった。

 

全ての作品を100%細部まで全部理解出来るレベルにならないと、”字幕なしで映画を観ることが出来ます”と言えないかというと、そうでもないと思う。アメコミ作品や、淡々と進行する静かな作品などは100%分かる作品が多いし、100%は聞き取れなかった映画やドラマでも、1文聞き取れないセリフがいくつかある、というレベルなら、十分作品を楽しめるのではないかと思う。英語学習初期の頃は、1作品の中で聞き取れたフレーズが数個あるかないか、というレベルだったので、分かる/分からないの比率が逆転したのは大変良いことだと思う。

 

映画やドラマの英語の理解には、スクリプト学習が役に立った。字幕を流しながら映画を2-3回観るくらいでは、新規単語やフレーズはなかなか定着しないし、英語学習も映画鑑賞も、どちらも中途半端になってしまう。映画やドラマを1回見て、気に入った作品で脚本がダウンロード出来るものがあれば、脚本をじっくり読み、知らない単語やフレーズを調べつつ拾い上げる。それらの新出語彙を繰り返し覚える作業をしつつ、またその作品を見て、覚えた語彙や言い回しの確認をするといった感じ。観た作品全てでこの作業をするのは大変なので、特に気に入って、何度見てもいいと思える作品で。私の場合は、ドラマLOSTや、スーパーナチュラル、Sherlockなどの脚本を使って、100本以上スクリプトで勉強してみた。

 

そうすると、他のドラマや映画でも、同じ単語やフレーズの言い回しがあって、全ての作品を勉強しなくても、”こんな状況の時はこう言う”というパターンがわかってくる。例えば質問に対して、NoやNothing と言うところを、Zip!やNada! と答えたり。これは初めて出会った時は意味がわからなかったが、一度調べると他の作品で出てきた時には聞いただけで意味がわかるようになる。スーパーナチュラルでは、若い男性同士の話し方を繰り返し聞くことで、普通の会話に慣れる効果があったのではないかと思う。

 

リスニング2000〜2500時間あたりで、字幕なしでも9割がた聞き取れる映画が出始め、スクリプトチェックをすることで、徐々に精度が上がってきたのではないかと思う。それでも、全ての作品を100%理解出来る日がくることはないと思っている。南部訛り、女子高生の会話、ヤクの売人が話す英語・・・など、苦手なものもたくさんあるし、口語表現など一生覚え続けてもまだ追いつかないのではないかと。それでも新しい表現を覚えるたびに、それ以降の作品の理解度があがる楽しみがあるので、これからも勉強を続けていくのだろうなと思っている。

 

【今日の一枚】湖にかかった虹が山の木々を染めたところ。

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