postcrossingを始めました

TwitterでKeikoさんに教えていただいたpostcrossing を始めてみました。これが予想以上に面白くて、かなりハマってしまいそう。

 

postcrossingは2005年にポルトガルの学生が始めた、ポストカード交換サイトです。無料で登録でき、メンバーは204カ国から229,859人(2011年6月現在)が登録しているようです。しくみは、まずウェブサイトに登録し、自分のprofileを書き込んだら、画面左端にあるSend a postcardを選びます。

そこで説明の下にあるチェックボックスにチェックをいれて、住所をリクエストするとメンバーの中からランダムに1名が選ばれて住所を見ることが出来ます。最初に送ることが出来るポストカードの上限は5人までです。その人のプロフィールページをみると、自然が好きとか、芸術的なものが好み、あなたが住んでいる街のポストカードがいい、などと好みが書いてあるので、好みにあったポストカードをチョイスします。好みは書いてあるものの、たいがい”でもなんでもウェルカム!”と書いてあるので、必ずしも相手のお好みに合わせずとも、自分の好きなポストカードを送ってもOKのようです。

70円切手を貼って、ちょこっと近況などを書いてから、postcrossingから指定されたポストカードのID番号、JP-○○○○というのを必ず書いて投函します。これは、相手にポストカードが届いた時に、”届きました”とpostcrossingのサイトに登録してもらうのに必要な番号です。相手が登録してくれると、自分にもランダムな相手からポストカードが届くようになります。

ふつうの文通サイトと違って、決まった相手と文通を続けるわけではない、というのが面白いところです。ランダムに選ばれた相手に1回だけポストカードを送り、こちらも知らない人からランダムにポストカードを受け取るという仕組み。文通だと一度にたくさんの国の人を相手に出来ませんが、postcrossingならたくさんの国からポストカードを受け取ることができます。

 

ポストカードを出す前に、postcardの写真をアップロードすることが出来ます。これは実際に相手にハガキが届いて、registerしてくれると、相手も見られるようになります。

これらの写真はのちに、postcard wallで、自分が送ったハガキ、受け取ったハガキの画像をコレクションとして見ることが出来るようになります。また、メンバーはお互いにこのwallを見ることができ、自分に届いたわけではないが、気に入った絵葉書のイメージをfavoriteとして登録することも出来ます。

アメリカの方に送ったこのポストカードは、”ちょっと地味かなぁ”と送るのを迷ったのですが、相手が登録してくれた後、3人の見知らぬ方が早速favoriteに登録してくださいました。日本的な地味さがよかったのかも‥。

 

葉書を買うのも楽しみですが、切手も楽しみの一つ。postcrossingを始めてから、久しぶりに切手を購入しました。ベルサイユのばらと日本のアニメの切手です。

 

このサイト、非常に良く出来てます。モルドバ共和国への住所をゲットしたのですが、”モルドバ?南の島だっけ?”と思いながら相手のプロフィールを確認しに行くと、我が家から相手の住所への距離を示した地図と、国名へのリンクがついています。どうやら私はモルドバとモルディブを混同していたようです‥。

Moldovaをクリックすると、Moldovaの情報と、モルドバからのメンバーについてのページに飛びます。Wikiページへのリンクも貼られているので、ポストカードを送る相手のことを思いながらWikiを読んでみると親近感が湧いて読みやすいです。こういうご縁でもなければ、一生モルドバという国について知ろうとすることはなかったでしょう!

 

Mapページでは、自分が送ったポストカードの行き先を見ることが出来ます。どんどん送ってこの地図を賑やかにしていくのも楽しみ。

 

日本からは3000人ほどのメンバーが登録しているようです。実際の住所を書かないといけないので大丈夫かな、と思ったのですが、一度に送ることが出来るポストカードは5枚で、やりとりの数が増えても最大20人までなので、大量無差別ダイレクトメールなどの業者は割りに合わないのではないかと思います。また、こちらから最初の葉書が相手に届いて相手が登録してくれたら、自分の住所にもランダムに葉書が届き始めるという仕組みですので、迷惑な葉書が流通することはないのではないかと。

 

中学、高校の頃、文通が大好きだったので、これでまた海外からの葉書が届く楽しみを味わえるかと思うとワクワクします。サイトの説明に、

The element of surprise of receiving postcards from different places in the world (many of which you probably have never heard of) can turn your mailbox into a box of surprises – and who wouldn’t like that?

とありますが、mailboxがbox of surpriseになる、というコンセプトは素晴らしいと思います。

 

カテゴリー: Postcrossing パーマリンク

postcrossingを始めました への5件のフィードバック

  1. ピンバック: yukoxoxo2000

  2. しば のコメント:

    おひさです。

    メールとか、メッセンジャーとか、チャット・・・などのデジタル・ペーパーレス時代にあえて「はがきを送り合う」というのは、すごく新鮮でした。
    Postcrossingで送ったはがきが、運命的出会いにつながる・・・・のかはわからんけど、ワクワクします。

    地図ができる、てのは・・・先週、某社会オタ生徒に「国名/首都名を英語で書け」って抜き打ちテスト食らったのを思い出してしまった。。。。。。来週「モルドバ」とか「ベラルーシ」あたり書かされるかもしれない、つづり覚えておこう。

    • yuko のコメント:

       しばさんへ。外国のポストカードと手書きの文字って特別にうれしいですよね。郵便が届くのが毎日楽しみになりました。

      中高生のうちに始めると、世界への興味が広がってよさそうです。実名、住所を使うので学校のクラブでやるのは問題があるのかもしれませんが、ご自宅で子供さんにさせてみるのもいいかもしれませんね!

  3. ピンバック: Shizu

  4. ピンバック: yukoxoxo2000

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