【オーディオブック】The Dispatcher (2016)

The Dispatcher (2016)

発音:アメリカ英語

時間:2時間18分

評価:3.5/5

Murder by Other Means (2020)  The Dispatcher 2

発音:アメリカ英語

時間:3時間33分

評価:3.5/5

 

John Scalzi作、ザッカリー・クイントがナレーションをつとめるThe Dispatcherシリーズのドラマ化が決まったらしいので予習のためオーディオブック1、2巻を聞きました。

【あらすじ】

殺人が不可能になった世界。ある日殺された人が999/1000の確率で生きて戻ってくるようになった。Dispatcher という資格が作られ、リスクの高い手術などで術中死しそうな人をdispatcher が殺し、命を救う仕組みが出来た。殺された人は怪我もなく数時間前の状態で自分の家のベッドに裸で寝ている状態で発見される。仕組みは解明されておらず、自殺や不慮の事故では戻ってこれず、殺人にのみ適用さらるらしい。Dispatcher である主人公トニー・ヴァルデスが、シカゴ市警の女性刑事ノナ・ラングドンと協力して同僚の失踪事件を捜査する。

 

【感想】

SF的な設定は面白いけどストーリー自体は普通のdetectiveものといった感じ。1、2巻とも1話2-3時間でアメリカAudible会員は無料で聞く事が出来ました。

 

他殺された人が無傷で戻ってくる世界でも、殺人を犯そうという悪い奴はいる訳で、気に入らない人をどうやって“他殺”するのか策略を巡らせるお話でした。他殺された人は999/1000の確率で生き返るという仕組みを悪用し、スリルを求めて臨死体験したい人々、商売敵を出し抜くためにわざと殺されて違う都市にワープする人など、仕組みを悪用する人たちがたくさん出てきます。ドラマ化されたら設定を活かして1話ずつ無限に話を作れそうです。

 

ザッカリー・クイントはオーディオブックのナレーターではあるけれど、ドラマ版の主人公を演じるかどうかはまだ決定していないようです。なんとなく陰気な雰囲気が、常に死と隣り合うDispatcherの雰囲気に合う気がするので、ぜひ彼を主演にしてほしいです。

The Dispatcher (English Edition)

YL:7.5(推定)語数:32,500(推定)

The Dispatcher: Murder by Other Means (English Edition)

YL:7.5 (推定)語数: 37,000 (推定)

 


カテゴリー: サイエンスフィクション タグ: , , , , パーマリンク

【オーディオブック】The Dispatcher (2016) への2件のフィードバック

  1. kov のコメント:

    以前に聞いていたはずなのに忘れていました。
    また忘れてしまいそうなので、ドラマの開始時期がはっきり分かってから聞き直そうと思います。これくらいの時間なら聞きやすいかな…と思っていると先延ばししがちなので気を付けます。

    • Yuko のコメント:

      Kovさん。すぐに忘れてしまうからこそ、ちゃんと記録しておかないといけないな・・と思いました。面白くなかった本にも2度ひっかかりますしね。

コメントを残す