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YL8〜

【オーディオブック】The Institute (2019)

The Institute (2019)

 

時間:18時間59分

発音: アメリカ英語

評価: 5 out of 5

 

【あらすじ】

ミネアポリスに住む少年Lukeは、ある夜何者かに拉致され目覚めると特殊な能力を持つ子供達が集められた施設に収容されていた。彼らはテレパシーやテレキネシスの能力を持っており、施設では様々な実験により子供達の能力を開花させようとしていた。

 

【感想】

キング作品では登場人物たちと自分が同じ時代を共有していると感じることが出来るところが好き。作中の世界では当たり前のように超能力を持った人々が存在していて、私たちの住む現実世界と融合している。いつの時代のセッティングなのかはっきりとは触れられていないが、主人公の一人はゲーム・オブ・スローンズのファンであり、南部州の保安官事務所にはトランプの写真が掲げられている・・・。

 

シャイニングやドクタースリープ、もしくは作者は違うけどドラマシリーズのStranger Thingsのような雰囲気を感じて読み始めた瞬間からワクワクしてしまった。

 

ここからはネタバレ。Spoiler Alert!

 

能力を開発するために子供達が拷問のような実験を受けるのが可哀想なのだけれども、そのような環境だからこそ、お互いを思いやり助け合う心が芽生える過程が素晴らしかった。

 

Lukeが脱走を試みる場面は手に汗握る展開で、17時ごろに聞き始めたらそのまま夕食も作れず、ただただ息をつめて次の展開を聞き入っていた。気づけば午前1時。体力の限界でこれ以上は無理・・・というところまで物語に惹き込まれるのは久しぶりだった。

 

今作で一応の結論は出たけれど、続編があっても良さそうな雰囲気。メイン州のInstituteは壊滅したが、謎の経営母体はまだ続いているわけだし。いつかキング先生か息子のジョー・ヒルが続きを書いてくれないかな。

 

YL: 8くらい

語数:165,300語 (推定)

 

 

The Institute: A Novel

【オーディオブック】Artificial Condition (2018)

Artificial Condition (2018)

時間:3時間21分

発音: アメリカ英語

評価: 4 out of 5

 

All Systems Redに続くMurderbot Diaries2巻目。

 

主人公Murderbotは自分の機能を司るモジュールををハックし自由な意志を持つに至った警護アンドロイド。

 

Murderbotには暗い過去があった。以前関わった警護プロジェクトで自我を失い警護対象の人間たちを殺してしまったのだ。再利用される際、ほとんどの記憶は抹消されていたが、一部人間のクローンを利用しているため完全な記憶消去はできず、”警護対象の人間を殺してしまった”という記憶だけが残されていた。

 

なぜ大量殺戮をするに至ったのか。その答えを探るため、Murderbotはオーナーの元を去りひとり調査に向かう。

 

ここからネタバレ。

 

大量殺戮が起こった惑星に向かうため、惑星間調査船に忍び込んだMurderbotはそこで「ART」と名乗るAIと出会う。ARTも自我をもったAIで、おたずね者となってしまったMurderbotを匿うため身体改造手術に協力したり、人間らしく振る舞えるようMurderbotの不自然さを観察してアドバイスしたりとまるでMurderbotに友人ができたようなやり取りがほのぼのとしていて良かった。

 

Augmented Humanとして身元を偽装していたMurderbotは道中、大量殺戮が起こった惑星で警護を必要としている若者たちと出会う。彼らは調査したデータを大会社に不当に没収されたベンチャー企業の若者たちで、データを取り戻しにいく最中だった。行き先が同じで自分の身元を隠すのに丁度良い、くらいの気持ちで関わったミッションだったが、過去の大量殺戮事件との繋がりが明らかになっていく。

 

序盤はARTとの”自我をもった自分は何なのか”みたいな禅問答的やり取りがちょっと退屈かな・・と思ったものの、単発で受けた警護の仕事がMurderbotの過去と繋がり組織的な陰謀が明かされていく様子が面白かった。

 

YL: 8くらい

語数:32,422語 (作者ページより)

 


Artificial Condition: The Murderbot Diaries (English Edition)

【オーディオブック】All Systems Red (2017)

All Systems Red (2017)

時間:3時間17分

発音: アメリカ英語

評価: 4.5 out of 5

 

2018年Hugo Award とNebula AwardのBest Novella受賞作品。

 

主人公Murderbotは部分的に人間のクローンから作られたアンドロイド。惑星調査の科学者たちの警護を行っている。Murderbotは自分の機能を司るモジュールををハックし自由な意志を持つに至った。人間を超越した能力を利用して大量殺戮マシーンにもなれたはずが、Murdebotが選んだのは何事もなかったかのようにこれまで通り人間の警護を行いつつ、何万時間もあるエンタメ映像をダウンロードしてドラマ視聴に浸ることだった・・・。

 

人工知能が自由意志を得たら世界が滅亡に向かう・・みたいな作品が多いなか、人間に従っているフリをしながら適当に仕事して、タダでDLしたエンタメに浸る。そんな人工知能があってもいいんじゃないかとMurderbotに共感してしまった。

 

科学者たちが惑星調査中、地図に異常があることを発見し、現地調査に向かう。そこで別の科学者チームがMurderbotと同種の警護アンドロイドにより全滅させられていることを知る。なぜ警護するはずのアンドロイドが暴走したのか謎を追うというストーリー。

 

156ページ、3時間17分の短編。現在4巻まで発売されており、2020年5月に第5巻発売予定となっている。

 

YL:8

語数:31,468語(作者ページより)

 


All Systems Red The Murderbot Diaries

【オーディオブック】The Passage (2010)

The Passage (2010)

時間:36時間52分

発音:アメリカ英語

評価: 4.5 out of 5

 

The Passage

 

【あらすじ】

ハーバード大学の教授が南米で未知のウイルスを発見、分離することに成功した。そのウイルスは人類を死から救う治療法となるはずだった。

軍は「ノアプロジェクト」を立ち上げ、12人の死刑囚にウイルスを感染させ、彼らを究極の戦士とするべく実験を重ねていた。

軍の命令を受け12人の死刑囚を被検者として極秘に集めていたFBI捜査官Wolgastは、13人目の被験者が幼い少女であることを知り、命をかけて彼女を逃がす決断をする。

 

【感想】

さとみさんにオススメされて読み始めた本。36時間52分あるのにまだ3部作の1作目!読み応えがあった。

 

いわゆる”感染アポカリプス”もので、軍の施設で秘密裏に行われていた実験ウイルスがばら撒かれてしまい、世界が崩壊するお話。全く気付かなかったのだけれど、2010年の発売当時は大体的に広告が打たれ、スティーブン・キング氏も大絶賛だったとのこと。キング先生は割といつも大絶賛している気がするものの、確かにページ・ターナーだった。コロラドにある軍の施設からバンバイアウイルスが漏れて・・という設定や、アメリカ各地を旅するストーリーラインはキング先生のThe Standを彷彿とさせる感じ。

 

The Passageが面白かったには、各所にばら撒かれた伏線が見事に回収された場面。とにかく話が長くて、「なんでこんなエピソードを長々と・・」とウンザリしてしまうこともあったんだけど、確かにそのエピソードがあって最後が活きてくるんですよね。

 

3部作のなかではこの一作目が一番面白かった。3部作合わせると約90時間なので根気がいりますが、とにかく登場人物が多いので、手を出すなら一気読みが良いかも。

 

YL:8

語数:239,425語(概算)

 


Passage

【オーディオブック】Age of Myth: Book One of The Legends of the First Empire(2016)

Age of Myth: Book One of The Legends of the First Empire (2016)

 

時間:16時間55分

発音:イギリス

評価:5 out of 5

 

Age of Myth

 

【あらすじ】

太古の昔、人類はフレイと呼ばれる神の種族を崇拝していた。3000年にも及ぶ寿命をもち、魔法を操るフレイは人にとって神のような存在であった。ある日、フレイの領地で密猟の現場を押さえられたレイスは傲岸不遜なフレイの男に目の前で父を殺されてしまう。一介の人間であるレイスが到底敵う相手ではなかったが、フレイの奴隷であるマルコムの助けを得て”神”を倒したレイスはGod Killerとしてフレイに追われる身となる。

 

 

【感想】

The Riyria Revelationsシリーズの前日譚となるシリーズ。こちらから読み始めても大丈夫なようですが、The Riyria Revelationsシリーズの1冊目であるTheft of Swords から読み始めたほうが世界観を把握しやすく、キャラクターに愛着が湧きやすいかも。

 

The Riyria Revelationsは大好きなシリーズ。ロイスとヘイドリアンという二人組盗賊の武勇伝から二人の過去が徐々に明かされていき最終巻で大きな謎解きがある、というエピックファンタジーとミステリーのミックス具合が良いのです。

 

ここからはネタバレ。Spoiler Alert!

 

今回の主人公はGod Killerレイスと、元奴隷のマルコムかと思いきや、人間界の女性で族長の未亡人であるPersephoneと、未来を読む力をもつ少女Suri。(Persephoneはオーディオではパーセファニーと聞こえましたがファンタジーの名前は発音が難しい・・・。)そこにフレイ界の掟に背いて追われる身となったノブロン達が加わって、パーセファニー達の村を守るというお話。

 

ここからシリーズ6冊 、Age of Myth (Summer 2016) | Age of Swords (Summer 2017) | Age of War (Spring 2018) | Age of Legends (Fall 2018) | Age of Wonder (Spring 2019) Age of Empire (Fall 2019)の刊行予定となっているようです。作者のマイケル J サリバンはシリーズ全ての本を書き上げてから出版する主義のようで、途中で作者がバスにはねられて亡くなったとしても本は刊行されるらしいので安心です。

 

Age of Mythの最後でノブロンとマルコムが実は主従関係にあり、ノブロンがマルコムにフレイ殺害を命じていたが実際にフレイを殺したのはレイスだったということが明かされます。ノブロンの野望の全貌は・・・? Riyriaシリーズを先に読んでいれば、神と呼ばれた種族は直系子孫の1人を除いて絶滅していること、ノブロンの剣と剣術も直系子孫に伝えられており、ノブロンの子孫を守る一族がいること・・・を知っているので、Age of Mythでどのように神々の支配する世界が崩壊したのか、ノブロンの剣が伝えられることになった経緯は?などが明かされるのが楽しみです。

 

シリーズ全部書き上がっているならば一気読みしたい!のに2019年秋まで待たねばなりません。間があくと細かい設定を忘れてしまうのが悩み。ということで、備忘録を兼ねてのネタバレ感想でした。

 

YL:8くらい

語数:143,849語(readinglength.comより)

 

 

 


Age of Myth: Book One of The Legends of the First Empire

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