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2011年1月のアーカイブ

幸せの感じ方

Entrepreneurial Thought LeadersのHow Ideas Take Flightより、”幸せの感じ方”についての講義が興味深かったのでメモ。どうしたらもっと幸せになれるか、ということを考える上で参考になりそうです。


”幸せ”には3つのパラドクスがある。1つ目は、”幸せはひとつの概念だ”というもの。これは、”あなたは幸せですか?”と聞かれたとき、私の中の幸せの定義と他の人の幸せの定義は違うということです。”幸せ”には2つのタイプがあり、ひとつは興奮したり、うれしかったり、エネルギッシュに感じたりすることで得られる幸せ。もう一つは平穏、満足、充足感を感じることで得られる幸せ。一つめをexcitement type、二つめをpeaceful typeと呼びます。

幸せのパラドクス2つ目。”幸せの概念は不変である”というもの。今、自分たちが何かの決断を下すとき、現時点での幸せの定義に従った決断を下します。例えば、若い時の幸せはexcitement タイプであることが多い。幸せはお金をたくさん稼ぐこと、いい仕事につくこと、楽しいことがあること、将来の可能性に期待を持つことなどに関連していて、その幸せが満たされるような決断をくだします。年を取ると、家族を大事にすること、穏やかに生活していることなどが幸せだと感じるようになるので、ある時点で下した決断が後々も幸せな結果をもたらすとは限らないのです。

3つめのパラドクス。幸せの意義というものは、短期的な幸せにより得ることができるという考え。これも間違いで、より幸せになるためには、長続きする幸せも追求しなければならない。長続きする幸せとは、家族を持つこと、自己鍛錬すること、教育を受けることなどです。


この話を聞いて思い起こしたのが、先月号The Economistの記事

記事中に引用されていたグラフなのですが、21歳から50歳まで幸せ度はどんどん下がっていきますが、50代以降は右肩上がりです。若い人の感覚だと、年を取って体が思うように動かなくなると辛そうだし、日々楽しいことがなくてつまらなさそう、と思いがちですが、年をとって幸せの尺度がexcitement typeからpeaceful typeに変化するのであれば、年をとる毎に幸せになれるというのも納得出来ます。


決断をする時、後悔のない決断なんてあるのだろうか・・といつも悩みますが、年を取って今こだわっている事柄、幸せのイメージが変わるのであれば、あまり心配をする必要はないのかもしれません。

ブログ6周年

2006年1月に英語学習とブログを開始して今日で6周年でした。楽天ブログで書き始めたころは、”私にしか見えないブログじゃなかろうか・・・”と疑うくらい閑散としていましたが、いつのまにかブログを通じて友達が増えました。実生活では、住んでいる地域や年代、職業などにより友達が出来る範囲が限られていますが、internetで趣味を通じて幅広い友人が出来たことがうれしいです。


2006年新年の目標として、”英語学習”と”本を読みたい”の二つを合体させたのが洋書多読でした。途中3ヶ月挫折期間がありましたが、今まで700万語を超えて続けられたこと、ペーパーバックや英語記事を抵抗なく読めるようになったことが大きな進歩です。英語と多読を始める前は、趣味もなく職場の人たちと話すことといえば、うわさ話や業界の今後についての悲観話、昨日みたテレビの話などが主でした。中身のない自分に嫌気がさして始めた多読のおかげで、今では日々興味深いこと、面白かったことなど話したいことがたくさんあります。ブログに書くことで、自分が面白いと感じたことを面白い!と言ってくださる方に出会えたり、コメントをいただくこともブログを続ける楽しみでもあります。


多読、LingQ、英語仲間。ブログをやっていなければ知り得なかったと思います。偶然の出会いに感謝。

増え続ける英単語

5年程ほぼ毎日英語を勉強している割には、いまだにわからない単語がたくさん!と思っていたら、新しい英単語が1年で8500個の勢いで増えているらしいです。

The way we speak now より抜粋。

過去100年の間に英語はほぼ2倍のサイズになった。新しい単語は1年に8500個ずつ増えている。研究者たちとグーグルが500万冊の本をスキャンしたところ、102万2000語が確認された。


これはイギリスのThe Independentの記事なのですが、この新聞の平均的な読者は75,000単語を知っており、その中でアクティブな単語は5万語ほどだとか。日本の英語学習者だと英検1級レベルでも15,000単語程度。英語ネイティブの20%です。読んでも読んでもまだまだまだまだ新しい単語が出てくる!と嘆いている場合ではありません。まだ母国語が英語の人に比べて、読む総量が少ないのでしょう。

以前はなかった言葉としては、To google、dark matterなどが挙げられています。ダークマターなんて、初めて聞いたときはカカオ含有量が限りなく100%に近いチョコレート?くらいのイメージだったけどいつの間にか知っているし、To google: ググる、もすっかり定着しています。最近ではtweetheartなどという言葉もあるようです。この調子で年々新しい単語が追加されれば、一生追いつくことはないでしょうね。

オーディオブック Going Rogue: An American Life

Going Rogue: An American Life

時間:7時間17分 (ABRIDGED版)

発音:アメリカ英語(本人による朗読)

速度:180 /分(平均)

おススメ度:★★★★★ (女性にオススメ)

 

前回のアメリカ大統領選挙で共和党の副大統領候補として選挙活動を行った、元アラスカ州知事サラ・ペイリンさんの自伝。特にペイリンさんが好きなわけではなかったが、The Economistでこの本が紹介されていて、

Some women think her feminism is fake. But others are inspired by the way she has juggled five kids and a career.

とくにこの、5人の子供を抱えながらどうやってキャリアと両立させたのか、という部分に惹かれて聴き始めました。5月に聴き終わったのだが、なんというかインパクトが強くていろいろ考えているうちにレビューしそびれてしまった。ペイリンさんの政治的信条の好き嫌いは別として、一女性の生き方として聞いて良かったと思える本。

ペイリンさんが政治の世界に入るきっかけとなったのは、彼女が住んでいたアラスカのWasillaという小さな町の議会に立候補しないかと知人に勧められて。彼女はまだ20代で、子供の世話に追われる一般的な主婦でした。それでも”自分の町の運営に携わることが出来るいい機会だから”と立候補します。夫も”君なら議会に違いをもたらせる”とサポートを快諾。議会に当選後は、小さな娘を世話するために議会に連れていきつつ仕事をこなしたようです。その後市長に立候補し当選。市長在任中に妊娠・出産を行い、子供が生まれた翌日から仕事に復帰。彼女のやり方に対して眉をひそめる”old boys” たちも大勢いたものの、彼女は他人にどう見られようと自分のやりたい事、信念を曲げません。彼女はまったくしがらみのない新参者として、古くからの利権を守る古い政治家や有力者たちの腐敗を一掃していくのです。


この本を読んで感じたこと。日本人の謙虚さは美徳なのか!?ということ。英語に”low self-esteem” という言葉があるけれど、どうも自分は自己評価が低いというか、色々な”出来ない理由”を先回りして作っているように感じた。皆と違わないように、自己主張しないように、協調性を保つように。そういうふうに教育されているのか、自分の性格なのかはわからないけど、ペイリンさんように人がどう思うかは気にしない、自分がやりたいと思ったことを行動に移せる実行力が必要だと思いました。アメリカ人って、ちょっとしたことでも大袈裟に”出来た!”と言うけれど、そういう所は少し見習ったほうが、気持ちが楽に生きられるのではないかと。

この本でもう一つ良かった点は、女性だからといって出来ないことはない、というメッセージがはっきりしている点。ペイリンさんは幼い時から”女の子だからといって出来ないことはない”と言われて育ったそうです。だから出産、育児をキャリアの障害とは捉えない。乳飲み子を仕事に連れて行くなどびっくりするような行動もあるものの、家庭内で抑圧されずにその時々にあわせてやりたい事をどんどんと見つけていく彼女の行動力はすごいです。


ペイリンさんの”我が道を行く”生き方、真似できるものではないけれど、人生に対する前向きな態度を持つことは非常に重要であると感じたのでした。政治とは関係なく、女性は聞いてみる価値があると思います。


オーディオブック The Accidental Billionaires: The Founding of Facebook

The Accidental Billionaires: The Founding of Facebook

時間:7時間23分

発音:アメリカ英語

速度:190 /分(平均)

おススメ度:★★★



米Time誌のPerson of the Yearに選ばれたFacebook創始者Mark Zuckerberg氏の大学時代を、インタビューに基づいて構成した本。ハーバード大時代の友人Eduardo Saverinとともに寮の一室で”The Facebook” は作られました。とは言っても、基本となるアイデアやWeb作成はほぼザッカーバーグ氏が一人で作成し、Eduardoは当初の軍資金として必要なサーバー代などを出資し、ビジネス面でのサポートを行う形でした。

 

ザッカーバーグ氏は高校時代から有名なコンピューターギークで、高校時代にマイクロソフトから青田買いの申し出を受けるような人物でした。Facebook以前にも、大学の講義を管理するアプリケーションや、大学内の女の子のhot さを投票するFacemash(女性陣の猛抗議にあい、数時間で立ち消えましたが)など独自のサービスを作っています。

 

当初、ハーバード大の学生のみを対象として作られたにもかかわらず、数日単位でほぼ全ての学生が登録、その後全米の大学を中心に広がっていき、現在では全世界で5億人を超えるユーザーが登録し、米国内のページビュー総数の4分の1を占めるサイトにまで成長しました。


ザッカーバーグ氏はFacebookに打ち込むあまり、ハーバード大を中退、カリフォルニアに移り住み、文字どおり昼夜を問わずFacebook作成に取り組みます。いっぽう友人のco-founderであるEduardoは、大学でのソーシャル活動やNYでのインターンシップなどを理由に東海岸にとどまります。シリコンバレーで2つベンチャー起業を立ち上げた経験のあるショーン・パーカー氏がビジネス面でFacebookを支援しはじめたこともあり、Eduardoとザッカーバーグ氏の溝は深まり、ついには喧嘩別れとなります。そのショーン・パーカー氏も、出席していた学生パーティーが警察沙汰に巻き込まれたことを理由にパートナー解消となっています。結局Facebookは、独自のアイデアを持ち、そのアイデアを実現するために自分でページを作成する実力を持ったザッカーバーグ氏一人のものであると感じました。


おもにFacebook創成期の話ですが、ハーバード大の学生生活が垣間見えて興味深いです。日本の大学生はアルバイトとサークル活動に夢中ですが、ハーバード大の学生はいかに将来のコネクションを作るか、大学時代に起業のネタを見つけるかということを重要視している様子が見て取れます。ザッカーバーグ氏という才能と実力を持った人物に対する周囲の妬みや嫉妬、お金にまつわるトラブルなどの描写が多いのですが、Startup が怒涛の勢いで成長していく様は、聞いていてワクワクします。

ナレーターは若い男性でやや早めですが、語彙自体はあまり難しくありません。今月より映画”ソーシャル・ネットワーク”も公開されるようですので、映画と原作を比べる楽しみもありそうです。

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